The Stone Roses / The Stone Roses

The Stone Roses
ヘッド博士、ラブレスとベタなのを紹介していますがベタが一番。
結局ベタは名作。
名作は紹介するのが作品に対する「愛」ってもの。
愛といえば飯島愛は今後どうすんのかなあ。
そういや昔に飯島恋という人もいましたね。

ということでローゼズの1st。
ロック+ダンスのリズム、と口で言うのは容易いがこのグルーヴ感はそう出せるもんじゃない。
しかしこのバンド、演奏はお世辞にも上手いとは言えない。
ドラムのレニを除けば個々の演奏力は大したことはない。
曲だって奇跡的な名曲揃いってほどでもない。(でも曲は良いですよ)
にもかかわらずこのアルバムを名作にしたのはバンドマジックという他は無い。
マジックによる化学反応は下手だって魅力になり、独自のグルーヴを生み出す。
更にこのアルバムには別のマジック、というより魔法がかけられている。
その魔法はと言えば時代のターニングポイントで起こる「ムーヴメント」という熱病。
マンチェスターにて90年前後に流行した一種のインフルエンザのようなものかもしれない。
そのウィルスは当時の猛威はないけれど、でもこのアルバムに納められて今でも少しだけ熱に冒される。
当時のイギリスの若者がハシエンダでEを食いながら踊り狂った熱病だ。
その後の2ndアルバムの方が音楽的にはレベルが高いでしょう。
でも全くもって魅力を感じない。
マンチェスターで大流行したウィルスは2ndの発売時にはおさまってましたからね。

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