Let It Come Down / James Iha

Let It Come Down
言わずと知れたスマパンのギタリストなのである。
でその音楽と言ったらスマパンのそれとは大違いなのである。
どれくらい違うかというとビリー・コーガンとイハの見た目ぐらい違うと言えばわかりやすい。
スキンヘッドで厳ついビリーとロン毛なのに清潔な感じ、しかも無造作ヘアーのイハの見た目そのまんま。
しかもイハの髪の毛からは良いニオイもしそうだ。
一方のビリーはと言えば悲しいかなそのファミリーネーム、コーガンから「抗癌」ではない別の漢字が浮かぶのもマイナスなのだ。ニオイもなんかキツそうだ。
…ごめんよビリー
最初にジャケを見た時「なぜスマパンのイハがこんな清涼感のあるジャケットを」と思ってしまった。
で聴いてみるとジャケのイメージそのもののアコースティックな音。この時点で即買い。
もうネオアコじゃねえかコレ。
そうネオアコなのである。
だけどなんか違うのである。
チープさとか青臭さがないのである。
その点はさすがに売れ売れバンド、スマパンのギタリスト。
売れないミュージシャンと売れてミュージシャンの違いが如実に現れている。
プロフェッショナルなネオアコという表現が良いだろう。
さすがにスマパンファンの受けは悪いみたいである。
だけど僕にはこっちの音の方がしっくりくるのです。
一世を風靡したスマパンのような轟音ギターはまるでない。
一方こちらはとても優しいギターの音に包まれたアルバムです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました