Life / 小沢健二

Life
前回のコーネリアスと対にして語りたい。
オザケンの出世作、ソロ2作目。
「ファンタズマ」で小山田が世界のマニアックな人にウケたのに対し、この「ライフ」でオザケンは日本のお茶の間にもウケましたね。
そして、小山田が歌を捨て音こそが自分の最大の才能と発見したのに対し、オザケンはソロ活動当初から歌で勝負してました。
オザケンの最大の才能はフリッパーズ時代からもそうでしたが「言葉」なのです。
随所にアホっぽい言葉を使いながらもコレだけの名盤となったのは東大文学部出身というオーラで包む圧倒的な言葉のセンス。
かといって何も難しい言葉は使っとりません。
僕らが普段使う言葉で、僕らにとって最も普遍的なテーマである愛とか恋とかを歌ったアルバムなのです。
難しい訳わかんない言葉を並べるよりか普段使う言葉で歌う歌の方が遥かに心に響く、というのはこのアルバムを聴けば良くわかる事。
みんな普通に恋人を愛し、普通の言葉を使っているのです。
全身に20個ぐらいピアスをつけたワイルドななりをしたアナタだって、できれば普通のなりした恋人と穏やかに愛し合って生きたいと思ってるハズ。
ナンシー・スパンゲンみたいな彼女とヘロインでキメて地獄の果てまでフォーリンラブなんて思う奇特な人なぞまずいないのですよ。
「僕、パンクロックが好きだ。中途半端気持ちじゃなくて」などと言ってたって絶対にナンシーより上戸彩の方が好きに決まってるんだ!絶対にそうだ!!
えーっと何の話しでしたっけ。
と、とにかく歌とメロディがセットとなって心に入り込むアルバムなのです。
シンプルで純粋な言葉たちはアルバム1曲目の歌詞のように、僕らの心の中にもしみ込んでくるのですよ。

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