Loveless / My Bloody Valentine

Loveless
超個人的な想いを言わせてもらう。
誉める言葉が思いつかないぐらいワタシにとっての名盤なのである。
中途半端な言葉で誉めるのが申し訳ないのである。
群馬の田舎でのほほんと育った僕がコレを聴いたときは脳ミソをぶち抜かれた思いだった。
僕の脳ミソはぐちゃぐちゃにされ、ひと味違うタケヤミソに熟成された。
タケヤミソは冗談ですが、大音量で聴いてると本気で脳ミソがとろけそうだった。
シューゲイザーとカテゴライズされることが多いけど、そんじょそこらのシューゲイザーと一緒にされちゃこまる。
発売から15年以上を経た今でもって、世のギターロックバンドを遥か彼方に吹っ飛ばすインパクトを備えたアルバムだ。
このアルバム以降バンドは音源を発表しないまま休止状態へと突入した。(正確にはコンピでちょろっと出したみたい)
それもそうだろう。
莫大な制作費を費やしレーベルを倒産寸前に追い込む程の情熱をかけてこのアルバムを制作したのだから。
それだけの情熱を注ぐリーダーのケヴィン・シールズは下手な音源では世には出せないだろう。
僕は15年以上新作を待ち続けているが、ほぼそれは無いと思っている。
これ以上のものは作れないだろう。
作れないなら出して欲しくはない。
だけどもし「Loveless」以上の作品がでるならば、その時僕が70歳ぐらいで「氷川きよし、最高!」と言っていたとしても、ソッコーで購入して聴きまくると思う。
マジで。

コメント

  1. Totti より:

    ワタクシも“SOON”聴いたときは脳みそがグチャグチャになりました。でも何だか気持ちいいんですよね。
    このあいだケビン・シールズが近々新作作るっていうニュースがあったような。。。

  2. みやた より:

    マジで?
    勢いであんなこと書いちゃったけどやっぱ聴きたいなあ。
    マイブラクレジットじゃないから少々の期待はずれでも良いとしよう。

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