Northen Bright、The Automatics、NG3、最近はソロで活動中の新井クン率いるロンロンの2ndアルバム。
彼こそ日本のギターポップ界の大御所なのです。
でも悲しいかな、それは決して威張れない称号なのですよ。
そういうジャンルなのです、ギターポップとは。
曲は良いのです。
Northern Brightなんてとても良い曲やってます。
だから最初はソニーと契約できたのです。
けどそのNorthern Bright、イマイチやりたいことがハッキリとわからないのです。
その点Ron Ron Clouはわかりやすい。
今回のアルバムは懐かしくなるほどのストレートさと疾走感。
感覚的に昔のビートパンクとか青春パンクみたい。
しかしそこはギタポ界の大御所、そして下北の貴公子新井仁。
彼が歌えば立派なギターポップなのですよ。
ロックな音に適度な清涼感を注入してくれるのです。
そして曲は当然良いのです。
また、お得意のカヴァーも健在。
マイブラの「Sunny Sandae Smile」ってな選曲がまた泣かせるじゃないですか。
そんな涙もののカヴァーしてくれるの新井クンだけです。
彼は生まれるべき土地を間違えたのが残念です。
彼が生まれるべき土地はグラスゴーですよ。
つっても自分じゃどうにもなんねえけどね。
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