モーターサイクル・ダイアリーズ

モータサイクル・ダイアリーズ
エルネスト・チェ・ゲバラ1928年6月28日、アルゼンチンのロザリオ市生まれ。
裕福な中産階級家庭、なに不自由の無い生活、成績優秀、ラグビー好き、読書好き(特にボードレール)、ブエノスアイレス医科大卒の博士号持ちの喘息持ち。
1951年に友人の医学生グラナドス(当時29歳、エルネスト22歳)と、ノートン500で南アメリカ大陸1周の旅に出た。その内容がモーターサイクル・ダイアリーズ。ゲバラ関係の資料見てみると結構忠実に再現されてると思う。
貧しくて不平等な現状に激しくショックを受ける純粋で正直者のエルネスト。心の中に革命家になるための要素が芽生え初めるエルネスト。
とにかく大儀を手に入れた。
詳細は実際に映画を鑑賞してもらうとして、その後。
アルベルト・コルダ 旅を終えた後、大学に戻り医師となるものの、当時強制的に軍医として徴兵されるため、グラナドスをたよりベネズエラへ脱出。
 するものの、途中で出会った政治活動家に触発されてグァテマラへ。
 そこで出会った女性亡命者にハマる。彼女を追ってメキシコへ密入国。
 そこでキューバからの亡命者に引き合わされる。リーダーはフィデル・カストロ。
 1959年キューバ革命。
別に思想なんてどうでも良いのさ。西だろうと東だろうと、左だろうと右だろうと。いまどき意味ないし。もしかしたら歴史を逆行させただけかもしれん。
ただ、当時(東西冷戦時代)キューバの共産化阻止のためアメリカから資金・物資・武器が流入する中で、革命を成功させた事実。
アンディ・ウォーホルジョン・レノンをして後に、「あのころ世界で一番カッコいいのが、エルネスト・チェ・ゲバラだった」と言わしめ、マラドーナが左腕にTatooを彫り、アルベルト・コルダ(写真家)により”GUERRILLERO HEROICO”が撮影され、ウォーホルがシルクスクリーンで大量生産。
思想なんてホントにどうでも良いっス。
革命家のつくりかた=イノセンス+インテリジェンス+世の中の矛盾

コメント

  1. honda より:

    小学4年頃、当時良く遊んでいた10人のグループ。ある日、一人の子に文句言ったり物を隠したり。子供心にも理不尽さを感じ、くだらねぇからやめるべぇ、と言ったら次の日から自分が標的に。俺はいじめられていた奴を皮切りに新たな友達を増やしていく。最終的に全員俺の側につき、首領格の男が残った。俺は大満足だった。革命家の気分だった。
    もちろん、これは革命では無いし、形勢を逆転して得意満面な自分の思想も褒められたもんでは無い。でも、それから自分の学年ではいじめが無くなった。変な組織も無く、どちらかというといじめられキャラだった奴が元気良く、目立っていた奴が普通になった。横一線になったということか、全員大人になったのか。
    この映画もまだ見ていないです。だからコメント出来ないっす。でも小さい頃から世の人全員小さな革命を起こしながら生きてきた気がする。善悪と相対した時、その一瞬が革命の一歩なのかなと。成長と反比例してその判断基準が多数意見寄りになる。流される。楽だから。
    未だ、革命家の志が残ったまま大人になった人。その人は、毎日心揺れる事が多いことだろうと思う。純粋である故、正直である故。しかしその感受性は別の分野では他人の倍以上の感動を感じる事のできる器となったりする。諸刃の剣か、笑。まあ、俺は政治家でも無いのでこんなちっちゃい俺の世界でしか物が言えないのね。ゲバラのように世界の中で大きな流れを作る人はそれだけですごいことだと思う。そして、それが弱者から指示され、漏れなく善であれば。
    支離滅裂な独り言だと思ってね。そういやあ映画見てないなあ・・・あ、ライブお疲れっした!!ではまた。ニッコリ。

  2. negishi より:

    10人の子供たちによる社会がそこにあって、そこで政権交代が起こったと。そうに考えれば正真正銘の革命ですよ。
    今は所属する社会が当時より大きいものになってるだけで。
    革命家の志が残ったまま大人になった人。自分がそうだとは思ってる訳ではないのですが、実は日々迷ってます。
    なので、HAMU&A.P.F.のTシャツのモチーフは羊が良いかなと思ってます。迷える子羊。
    さらに自分は極度の方向音痴なので、初めて行く土地ではほぼ間違いなく迷子になります。物理的及び精神的に迷える子羊。

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